目に入ったコラム
週刊少年 松山洋というコラムの第26号『昔のゲームのほうが面白かった』という人達へ というのを無料で読めるところまで読みました。
300円かけて続きを読む気はしませんでした。
なんかまとめサイトでこれが全文で懐古厨煽ってるとか書かれていたので興味を持ったが全文じゃないし煽りなのか良く分からん。
そもそもなところ
“昔のゲームっていろんな意味で想像できる余地があったと思うんです。
けど現在のゲームはすごく描写がリアルでなんでもしっかりと演出が施されていてスゴイとは思うのですが、
ユーザーが想像する余地があまりにも無いと感じています。
ゲームって昔のようなプレイヤーに想像させる余地を残したタイトルってもう出ないんでしょうか?”
上記質問を投げかける時点で懐古厨以外の何者でもないし、そもそも最近のゲームをやっているかどうかも怪しいと僕は思う。
しかしこの質問に対して「結論から言うと“出ません”。」というのはおかしい。
サイバーコネクトツーからは出ませんならまだ分かる。
確かに現代のゲームは映画のようなシナリオを美麗グラフィックと演出によって彩られ一本道で終わるものは少なくない。
ダークソウルシリーズに想像の余地はないだろうか?
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルドに想像の余地はないだろうか?
モンスターハンターワールドに想像の余地はないだろうか?
個人的な主観にはなるが最近出たゲームでも十分に想像しがいのあるゲームが多いように思える。
また現代のゲームを知っているのであれば、インディーズゲームである「Undertale」は記憶に新しいだろう。
ゲーム内容については語らないが、このゲームは質問内容に即したゲームなのは間違いない。
2Dゲームに拘るのであれば確かに国産は減ったが国産に拘らなければいくらでもあるし、決して過去の名作と比べて劣っているとは言えない。
美麗なドット絵が見たいならCrossCode。
悪魔城のようなゲームが遊びたいならHollow Knight。
懐かしい牧場物語のようなゲームがやりたいならStardewValley。
眺めるのが好きならばFactorio。
視野を広く持てば昔よりも選択の幅は広がり、決して昔の方が良かったなどとは言えないし今後そのようなゲームは"出ません"などとは言えないはずではないだろうか。